「地元の遺跡をまなぶ会」の第1回目の講義が開催されました。

日時:平成30年6月12日(火)19:00~20:00
場所:小出コミュニティセンター 第一会議室
講師:加藤大二郎さん(茅ヶ崎市教育委員会社会教育課)

第1回のテーマ:遺跡とは?「遺跡のメカニズムを知ろう」
全9回のご案内のチラシはこちらです。

考古学、遺跡、発掘調査についてのいろはを知ることが、下寺尾官衙遺跡群を理解することにつながります。

発掘調査によって得られる情報は、過去の人々の生活の中でも、遺跡として残ったある一場面にすぎません。過去の生活をイメージしてみましょう。

土地に残された情報(遺跡)を知る方法の一つが発掘調査です。その情報は土地に刻まれた歴史であり、似たものはあっても同じものは二つとありません。

たとえば、こんな「竪穴式住居」があったことがどうしてわかるかというと….

発掘調査の目印の一つは「土の違い」です。自然に積もった土と、人為的な行為を受けた後に埋まった土は、別物です。

丁寧に掘っていくと、その違いがわかります。

こうして昔の人が掘った時の様子を復元することができるのです。これが発掘調査によってわかる遺跡の様子の一つのパターンです。残念ながら、昔の人の生きざま全てがわかるわけではありません。

説明のイラストは講師の加藤大二郎さんの奥様が描かれました。ホッコリした絵で、とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。次回以降がますます楽しみになりました。

全9回のプログラムの予定は以下の通りです。
*場所:小出地区コミュニティセンター第1会議室(人数により変更させていただく場合があります)
*時間:すべて19:00〜20:00

開催日 テーマ 概要
第1回 平成30年6月12日(火) 遺跡とは 遺跡のでき方や、発掘調査の仕組みについての基礎をお話しします。
第2回 平成30年7月10日(火) 市内の遺跡 茅ヶ崎市内で発見されている遺跡について概説します。(小出周辺は第5回で)
第3回 平成30年9月11日(火) 人類の歴史 縄文時代ってどんな時代?弥生時代ってどんな時代?知っているようで知らない、人類の歴史を概説します。
第4回 平成30年10月16日(火) 考古学の世界 遺跡の情報から昔の文化、歴史を研究する学問である考古学の研究方法を具体的にわかりやすく紹介します。
第5回 平成30年11月13日(火) 小出周辺の遺跡 小出周辺で発見されている遺跡について概説します。
第6回 平成30年12月11日(火) 下寺尾官衙遺跡群1 下寺尾官衙遺跡群を取り巻く基本的な情報(位置、立地、歴史的な環境)をお話します。
第7回 平成31年1月8日(火) 下寺尾官衙遺跡群2 下寺尾官衙遺跡群の古代遺跡として発見されている内容をお話します。
第8回 平成31年2月19日(火) 遺跡と史跡 遺跡と史跡の仕組みについて概説し、全国に存在する様々な史跡を紹介します。
第9回 平成31年3月12日(火) 一年を通して これまでの内容を振り返り、これからの学習活動を考えましょう。(例えば「事前学習+実地見学」など。)